アクセルターン

このターンも何気なくやると周りから注目を浴びる技です。しかも普通の乗り方ではターンできないような幅でもバイクを回せるため、実用面でも役に立つ場合もあります。やり方は簡単です。バイクを限界よりちょっと起こしたぐらいまで傾けて、アクセルを開けてクラッチをつなぐだけ。きっとこれくらいは多くのバイク乗りが知っていると思いますが、実はいくつかポイントがあります。それは、ビッグバイクでアクセルターンは、クラッチが左側にありますから右回りしか出来ない点ですね。もし左側でやるとすれば、クラッチを離した瞬間にバイクまで放すことになります。

 

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1.

それでは実際のやり方を見ていきましょう。まず、バイクを可能な限り傾けます。バイクを支えるのは内側の足の太ももと右手。ハンドルはフルロックした状態で右手で引っ張り上げるようにします。

 

 

 

 

 

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2.

アクセルを大きく開けた状態にしたらクラッチをポンと離します。

 

 

 

 

 

 

 

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3.

そのままだと右手の片方だけでバイクを支えなければなりませんから、すぐ左手でハンドルをしっかりと握って、両手でハンドルを自分に引き付けるようにします。すると太ももに沿って自然とバイクが回転するはずです。

 

 

 

 

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4.

180度バイクの向きが変わったらすかさずクラッチを握って回転を止めます。ちなみに惨事を招きますから、ここで間違ってもそのままバイクを起こしたりしないように。

 

 

 

 

 

 

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5.

難しい箇所は最初にタイヤのグリップを失わせるときで、傾きと思い切りの両方が大切となります。そしてこれを格好良くやる場合は傾けてから回すまで、一連の工程を流れるようスムーズにに終わらせること。

 

 

 

 

 

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6.

傾けてから躊躇したり、あるいは深呼吸してからクラッチをつないだりすることだけは絶対に避けましょう。言うまでもなくかなりみっともないからですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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