【ハーレー乗り方】美しく、確実に停まるテクニック

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国産バイクと違い、ハーレーはリアブレーキをメインに使って停まります。入力比率で言うと、フロント3:リア7ぐらいのイメージです。さて、その比率3のフロントブレーキについてですが、ブレーキをかける時は、レバーを手全体で握り込もうとしてはいけません。レバーを指で引くようにコントロールします。それでは、指の動きについて確認しましょう。指の腹でレバーに触れて、そのレバーを軽く下に押し付けていきます。すると自然と指の腹が内側に巻き込むように滑りますので、その感触のままレバーを手元に手繰り寄せるイメージで引き込んでいくのです。

 

その際上半身は、ヒジを軽く曲げて、手首はまっすぐにしておきます。万が一ヒジが上がっているようであれば、それはレバーを手繰り寄せてなく、まだ手全体で握っているからです。ブレーキングの際は上半身、特に肩からヒジにかけては、リラックスした状態をキープするように心がけましょう。

 

停止の際の両足の動作

停まる直前になったら、ステップから足を出します。この時、足を地面に着いた後も多少動くことも考慮して、気持ち前方に足を出すのがベター。もしこの時ステップやプライマリーカバーに足が当たって上手く出せないようであれば、サイドスタンドを出すとき同様に腰をちょっと横にずらせば大丈夫です。ポイントは、前方に進むバイクの動きに対応できるように、カカトから地面に着けること。そして足を置いたときの角度が地面に対して90度になるところで停まるのが最も美しいフォームですから、それを念頭に練習を重ねます。

 

ハーレーではメインで使用するリアブレーキペダルに対して、足はまっすぐ前を向かせます。FL系モデルのステップボードが付いている場合は、カカトをボードに置いて、そのカカトを軸にして足首を回転運動させるようにブレーキペダルを踏み込みます。一方、ステップボードがないFX系モデルも同様に、ステップに置いたカカトを軸に回転運動のイメージで踏んでいきます。そして注意点としては、ブレーキをかける時は急に踏み込まずに、まずは軽く踏み込んで、「当たり」を感じた箇所からジワーッと強めに入力していくことです。

 

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