【DANGER4&5】 走り始めは足元をすくう砂利に気を付けよう

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コケや雨にもつながることですが、タイヤのグリップを低下させる原因はまだまだたくさんあります。タイヤの温まり具合を確認する行為は一般ライダーにとっては比較的身近なことですが、走り始めてある一定以上のグリップ力を発揮するようになると気にしなくなるものです。そんな時に、駐車場にバイクを止めて、少し休憩してからまた走り出そうとする時にアクセルを開けたとたんに転倒。原因を突き止めようとタイヤをよく見れば、溶けたゴム表面に無数の砂利がこびりついてるではないですか。ワインディング走行時はこんなことも珍しくありません。

 

→ 対策

どんな時も走り始め、スタート時は「慎重に」が鉄則。自分ではタイヤが十分に温まっていると思える時もやはりゆっくり様子を探るべきです。走り出してすぐのコーナーで転倒することほど格好が悪いものもありませんからね。また、道路の出入り口には前のライダーたちが散らしていった砂利や木っ端、小さな金物といった小物が残っている場合があり、それらがパンクの原因になることがありますので用心しましょう。

 

 

DANGER5】 サンデードライバーには特に警戒を

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サンデードライバーの中には、危険な運転をしているにも関わらず当の本人はそれに全く気づいていないケースが多い。

 

例えば、展望の良いワインディングでは、途中に多く設けられた見晴台に一般車が吸い寄せられるように乗り入れてくることがあります。しかもその際、周りのバイクやクルマの確認は不十分の状態が多いもの。遠くの美しい景色や眼下に広がる街並みに夢中になってしまって、今どこを走っているのか把握出来なくなるドライバーが意外なほど存在するのです。また、突然ワインディング道路をUターンしたり、駐車場から飛び出したりと、普通では考えられないような運転をするのがサンデードライバーの特徴なのです。そしてそうした彼ら彼女らの運転を避けきれずに突っ込んでしまうという、あまりに迷惑でやるせない事故が実に多いのです。

 

→ 対策

何か事故が起こってから、それを運転スキルの未熟なサンデードライバーのせいだとなじっても、もう何もかもが遅いのです。やはり、自らが危険回避の策を取るように努めるべき。展望台を表す標識の近くでは更に用心したり、観光シーズンか否か、天気の良し悪しなど、様々なことを総合的に判断しながら、瞬時に反応出来るような余裕のあるライディングを心がけましょう。

 

 

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