抜重の準備を前もってしておく

抜重を極めるのは、ライテクのひとつの醍醐味です。ここで注意点があるのですが、例えば上半身を外側へ起こすカタチで振らないことです。ただでさえタイヤが滑ってビックリしてしまうのだから、焦る余りについついやってしまいがちな動き…

pull-06

抜重でスリップを回避

荷重と抜重。普段の生活では馴染みの薄い言葉だと思いますが、ことバイクのライディングにおいて、この荷重という単語は今まで見てきたように重要なポイントです。そしてここでは、今まで触れてこなかった荷重と対になる「抜重」について…

pull-05

低重心、ワイドなロープロファイルタイヤでのライディング

車体の重心とタイヤのキャラクターによって、ライディングポジションを臨機応変に対応させる必要があります。とは言え、これは先に紹介した「低重心でロープロファイルなワイドタイヤ」のときであって、イラストのように今まで通りの、一…

pull-04

ワイドタイヤではリーンインのポジションで

ここまでは、乗り手の荷重を真下や斜めから掛けたときの状況についてそれぞれ見てきました。そして、走行時はこの荷重のかけ方の他に、もうひとつ意識しておかなければならないポイントがあります。それは、タイヤのキャラクター。つまり…

pull-03

状況に応じてリーンアウトでコーナーリング

ライディングポジションはまさに臨機応変のひと言に尽きます。シチュエーションに応じてベストなフォームで挑むことで、バイク本来のスポーツ性を余すことなく引き出すことが出来ます。そこで注意したいのが、状況に合わないフォームで走…

lean-out-riding

リーンウィズを軸に臨機応変に対応する

バイクをターンさせる際に、乗り手の体重のかけ方ひとつで、その軌道が変わってくるものです。自分のウエイトを真下にかけるのか、あるいは斜めからかけるのか。一見なんてことない荷重のかけ方ですが、ライディングには大きな影響を与え…

basic-position

トレッドにかかる荷重はライディングポジションがポイント

ターンするときの安定感をキープするのに、腰を内側へズラしたライディングをするのがベターだということは分かりました。この、いわばリーンインのポジションはスピードがそれなりに乗っているときに一番効果を感じることが出来るもので…

pull-01

安定感を保つには腰を内側へ

コーナーリング時にタイヤにかかる荷重(負担)について、ここで見ていきます。ちなみにこの荷重に関しては、ほとんどの人があまり気に留めていないことだと思いますが、この部位をイメージすることはライテク上達の上では肝心な要素です…

slip-05

バンク角とグリップ力をバランスさせて安定感を増す

バイクのバンク角を深くしていくほどに安定感が増す、というのは具体的にはどういうことなのでしょうか。実はこれにはタイヤのグリップ力という要素が密接に絡んできます。つまり、 車体のバンク角とグリップ力がうまい具合にバランスし…

bank-grip

スピードに比例して慣性力と安定感がアップ

ここでは、タイヤにかかる様々な力について今一度確認しておきます。図を見ながら話を進めていきたいのですが、例えば、コーナーを曲がるときの傾斜角は同じ。スピードだけが40km/hと、その倍の80km/hのケースとで比べてみま…

slip-04