【応用】下りのヘアピンではリアブレーキを
旧車が得意とするのが、高低差のあるヘアピンコーナーです。よたよたともたついた走りのスーパースポーツなどとは比べ物にならないほど速く走れてしまいます。
ここでのポイントは、リアブレーキ。フロントブレーキを放して車体をバンクさせた時もリアブレーキは踏みっぱなしにしておきます。その際、バイクが重力に引っ張られて加速しないように注意しましょう。
アクセルを開け始めた時もリアブレーキは踏んだままです。こうすることでリアが沈み込み、下りでも安定した姿勢になるのです。また、不必要な速度アップを防ぐことにもつながります。旧車特有の大きなリアブレーキはバンクしている時も扱いやすく、仮に使いすぎてフェード(※ブレーキが効かなくなる)したとしても旧式のため踏み抜けたりはしません。こうした走り方は70~80年代のバイクならではのものといえますね。
1.
スピードダウンはいつにも増して確実に終わらせます。車体をバンクさせる時にはフロントブレーキを完全にリリース。リアブレーキは踏んだままにします。
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ターンしている時はリアブレーキを踏んで速度が上がらないようにします。こうするとリアが沈んで乗車姿勢も良くなるというメリットもあります。
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立ち上がりではアクセルを開けて加速。しかしこの時もリアブレーキは直線に出るまで踏んでおきます。速度調整はアクセルではなくリアブレーキだということを忘れずに。
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