-旧車のコツ:その1- 「急」のつく動作は避けるように
旧車オーナーにとってはいくつかの注意すべき項目があります。その中でも乗るときに一番気を付けたいことは、操作する上で急な動作は絶対に避けることです。当然ながら30~40年前に製造されたバイクの為、設計が古く車体全体の剛性は高くありません。ですから急な荷重の変化を受け止めるだけの力が不足しているわけです。他にも、強いブレーキングを残したままの状態でコーナーに進入するのも負担になります。
旧車にとって一番安定しているのは、コーナーリング中に少しアクセルを開きトラクション(※タイヤの駆動力を路面に伝える力)がかかっている状態。そのためブレーキはコーナーの手前できっちり終わらせて、バンクさせると同時にアクセルを開けられるようにしておくのが理想です。ステアリングに関しても変にこじるようなことはせずに、必要な時だけ抑え込んで、それ以外はバイクに任せておいた方が安定感は増すはずです。要するに乗り手は常にバイクと対話しながら、必要な時だけ自分がアシストするようなイメージを持って操作することがポイントですね。
ポイント
アクセルの操作はとくに気をつけたい箇所。70~80年代の4気筒のクランクは重いため、それを勢いよく回したり減速させることは、車体の挙動にも大きな影響を及ぼします。ですからあくまでも、スムーズな動作が基本なのです。
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◇ -旧車のコツ:その1- 「急」のつく動作は避けるように
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◇ -旧車のコツ:その3- エンジンブレーキを効果的に使う
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◇ -フォームと操作系のコツ:その2- 関節の動きを妨げない可動域を確保する
◇ -フォームと操作系のコツ:その3- ハンドリングの細部をチェック
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