【ブレーキング】ディスクブレーキは最初強く、最後弱く

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現在販売されているバイクのブレーキのほとんどが「ディスクブレーキ」です。かつてはドラムブレーキも多く採用されていたのですが、今ではこのディスクが主流となっています。そこで、ブレーキングのコツをマスターするには、まずバイク特有のブレーキ特性を把握。更にこのディスクブレーキの特徴も抑えておく必要があります。

 

ディスクブレーキは油圧(※エネルギーの伝達に“液体”を使った駆動系)でコントロールします。ブレーキレバーを握ったときのタッチに、この油圧がかかったときのブレーキホースやキャリパー、パッドが押し付けるディスク等がしなうのを、敏感な人は感じ取っていることでしょう。

 

レバーを引く強さとタッチが、入力ポイントの範囲でダイレクトに感じ辛いのはこの“しなう”ロスが発生しているからです。実際の制動力とブレーキ入力の強さとの関係は、個々のバイクのパフォーマンス次第で大幅に変わってきます。ですからまずは、愛車のブレーキ特性はどういうものなのか、そこを把握することから始めましょう。

 

またディスクブレーキには、程よく発熱すると効きが増すという固有の性質があります。乗り物はすべて、ブレーキをかける力を一定にキープすれば、スピードが落ちるにつれて相対的に制動力が高まっていくものです。ここに発熱による“効き”の増幅がプラスされるので、減速時のストッピングパワーはかなりのものだということが理解出来るでしょう。

 

ブレーキングのモットー。それは、始めにググッと強めに握り込んでスピードが落ちるにつれて弱めていきます。最後、停まる直前にさらにゆるめるという操作が理想的です。

 

そして念頭に入れておきたいポイントをもう一つ。フロントブレーキをかけると減速時のGでフロントフォークが縮むのは至極当然のこと。この前下がりの状態(ノーズダイブ)では、実際の制動としてはタイムラグになっているのです。つまり、フロントフォークが減速Gで縮んだ後に、本来のストッピングパワーが発揮されるわけです。

 

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