一般道ならではの危険を回避する5つのポイント

ワインディングでもサーキットでもライディングテクニックはその多くが共通します。しかしそれは、あくまでもライダー自身の走り方に重点を置いた場合です。ワインディングを含む一般道とサーキットとの決定的な違いは、ずばり「環境」。つまり、全てのコースが細部まで徹底管理されているサーキットと比べると、一般道は不測の事態が発生する可能性が圧倒的に多くリスキー。ここではそんな一般道ならではの5つの危険と、それに対する対策法を見てみましょう。

 

DANGER1】 コーナー手前のギャップに注意

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ライダーの皆さんが峠を走れば、途中で大きく凹んでいる路面と必ず遭遇するはずです。路面というのはどの場所でも、交通量や自然の影響で一定の形状を保つことは難しいのです。例えば下りコーナー手前の場合、多くの峠ではほとんどが大きく凹んでいることに気付きます。では一体これはなぜなのかを調べてみますと、興味深い答えに行き着きます。それは車が減速時にブレーキングを繰り返すことで、それが蓄積されてアスファルトに負担をかけた結果だというもの。

 

ここでDANGER1 を検証してみます。バイクがこの路面に差し掛かった際に、ブレーキを掛けたまま進入したとしましょう。すると、この凹みによって更にサスに荷重が掛かって挙動を乱す力に拍車が掛かってしまうわけです。

 

→ 対策

下りコーナーの手前には必ずこういった段差(凹み)がありますが、それを念頭に置いておけば比較的大きな問題にはなりません。逆にこの凸凹を利用することで、バイクの切り返しや荷重移動の良いキッカケにもなるはずです。この段差のポイントで軽くお尻を浮かせて大胆に切り替えしたり、フッと荷重を抜く練習をすれば、バイクの動きもより把握出来ることでしょう。

 

【ノウハウ】他のポイントも合わせてご覧ください

 【ノウハウ】トップ
 ブレーキングは力みすぎないこと
 コーナーリングの進入時は早めに準備を
 バイクの切り替えしは思い切り良く
 軽いバンクで安定感とリズムをキープ
 速く走るには、フォームを見直しリラックスを
 基本中の基本、ライディングフォームを再チェック
 軸をしっかりと取り、車体をバランス
 「ヒジを絞る」という通説を鵜呑みにしない
 グリップの握り方ひとつでアクセル開度も変わる
 ニーグリップで下半身を安定させる
 一般道ならではの危険を回避する5つのポイント
 【DANGER2&3】 “減速帯”の効果的な利用法
 【DANGER4&5】 走り始めは足元をすくう砂利に気を付けよう

 


 

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