フルロックＵターン

2014年1月16日 Category - ワインディングのライテク Comment : 0

１．

ハンドルをフルロックさせてのＵターンは、ビッグバイクを乗りこなすならば覚えておきたいライディングテクニックのひとつ。それは、例え国産スーパースポーツのようにハンドルがあまり切れないバイクでも、そのほとんどがフルロックさえすれば、片側１車線の道路を切り返すことなくＵターン出来るのです。つまりこれが出来るのと出来ないのとでは、日常の走行時でも大きな差が出るわけです。

 

 

 

２．

Ｕターンする場合、まずスピードを早歩きぐらいの速度まで落とします。静止状態から始めてもいいのですが、少しだけスピードがあった方がバイクを内側に倒す危険を抑えられるためここでは動いた状態で実践。

 

 

 

 

 

３．

この状態でバイクを倒しながらハンドルを切っていくのですが、まず最初はバイクを傾けます。

 

 

 

 

 

 

 

４．

速度がないので「ふらふら～」と倒れてしまいます。ですので、傾き始めたらすかさずハンドルをフルロックまで持っていきます。しかし、体はそのままでハンドルだけを切ろうとするとバランスを取るのが難しくなります。

 

 

 

 

 

５．

そこで上体を外側に持っていってから内側に向けます。こうするとフロントタイヤが向いた方向、つまりバイクが進む方向に上体が向くはずです。そして、ここが肝心なのです。

 

 

 

 

 

 

６．

速度は出てませんから、ハンドルをフルロックしてもバイクはそのまま内側に倒れようとします。ここですかさずアクセルを開けてパワーをかけるとバランスが 取れて、フルロックのまま旋回することが出来るのです。でも難しいのはここから。

 

 

 

 

 

７．

最近の高性能バイクはレスポンスが鋭いモデルも多いですから適度なパワー を与えるのは至難の技。少しでも開けすぎるとバイクは起き上がってしまい、ハンドルもフルロック状態を維持することは出来ません。ですから、ここでリアブ レーキと半クラッチを活用するわけです。

 

 

 

 

 

８．

アクセルはあまり開閉せずにリアブレーキと半クラッチで微妙な速度をコントロールします。ハンドルはフルロックの ままで、内側に倒れそうになった時はパワーを調節して起き上げればOKです。

 

 

 

 

 

 

 

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作成者 : ROCK 'N' ROLL