愛情を持った各操作にズームイン/KAWASAKI Z1(HONDA CB750、HONDA CBX、etc)

engine

エンジンの掛け方

セルスタートであればエンジンの始動は特に難しいことはありません。旧車のカワサキZ系のようにファーストアイドル(※アイドリング回転数の保持)としてチョークを引くことで回転を上げるものもあれば、ただ混合気が濃くなるためにアクセルを開けないといけない旧車特有のバイクもあるため、それぞれバイク固有の特徴を把握しておく必要があります。また7080年代の旧車はバッテリーが上がった時はキックでの始動も可能。4気筒エンジンですから特にキックも重くありません。

 

 

kickstart

シフトアップは愛情を持って

走行中にギア抜けしてしまった場合、エンジン回転が急に上がってしまったことで慌ててすぐにシフトアップしようとする人がいます。しかし、これは絶対に避けること。ガガガッとギアが当たっている状態で無理にシフトを操作することがミッションに良いわけがありません。相手は機械だからこそいたわることを忘れずに、回転が落ちるまで待って、もう一度ゆっくりとシフトアップすれば良いのです。

 

 

braking-touch

ブレーキングのタッチを確認

一般的な旧車はリアブレーキが大きく、バイク自体もリア加重が高いために、現行バイクに比べてリアブレーキが有効です。ではフロントはどうでしょう。制動力が十分だったとしても初期のブレーキタッチは甘く、リニアなタッチにもほど遠いです。ですから走り始めは、まずブレーキのフィーリングを確かめるべきでしょう。前後ブレーキを別々にかけてみて、どんな効き方をするのか、じっくりと様子を見るのが先決です。

 

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 旧車の扱いには、常にいたわる気持ちを/KAWASAKI Z1(CB750、CBX、etc)
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 【基本】旧車でコーナーリングを攻略する
 【基本】ヘアピンコーナーではメリハリの効いた走りを
 【応用】右コーナーの走り方
 【応用】下りのヘアピンではリアブレーキを
 【応用】Uターンは旧車と相性抜群
 -旧車のコツ:その1- 「急」のつく動作は避けるように
 -旧車のコツ:その2- タイトコーナーの進入前は確実なスピードダウンを
 -旧車のコツ:その3- エンジンブレーキを効果的に使う
 -フォームと操作系のコツ:その1- スイングアームの垂れ角に応じたアクセルワークを
 -フォームと操作系のコツ:その2- 関節の動きを妨げない可動域を確保する
 -フォームと操作系のコツ:その3- ハンドリングの細部をチェック
 -フォームと操作系のコツ:その4- ライディングフォームの細部をチェック

 


 

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