旧車の扱いには、常にいたわる気持ちを/KAWASAKI Z1(CB750、CBX、etc)

japanese-oldbike

70年代の国産旧車であれば、走らせるのに特別な技術は必要ありません。今のバイクに乗っている人なら誰でも動かすことが出来ます。しかし、“上手く”バイクを操るのであれば心がけておかなければならないことがあります。それは、バイクに対して愛情を持ち、常に弱い箇所をいたわる心遣いを持つこと。なにせ相手は生産されてから40年も経つ御歳ですからね。

 

とは言え、何も特別なことはありません。例えば燃料コック。最新モデルに乗っているとほぼ無縁ですが、旧車の場合はエンジンが停止した時点で必ずコックをオフにしておく必要があります。古いバイクではキャブレター内部のフロートバルブでは燃料を止めきれないことがあるのです。そのためコックをオフにしておかないと、停止している間にエンジン内部がガソリンでいっぱいになってしまうことがあるわけです。

 

また、セルではなくキックスタートをする場合は、丁寧な操作を心がけるように。キックペダルに僅かでもガタがあるのに、ガサツに最初から力いっぱい踏みこんでしまうとそのガタが大きくなったり、キックペダル自体が破損します。そのため、キックペダルをガタのなくなる部分までゆっくり下ろしていき、そこから本格的に力を入れるようにします。

 

そして、すべての国産旧車で気を付けたいのは加速していく時のシフトアップ。この際、しっかりとクラッチを握ってから確実にシフトペダルを操作するようにします。ここで中途半端な動作をするとギア抜けの原因になります。またこれを繰り返すと、除々にギアの噛み合うドッグ部分が丸まってしまい、最後にはまったくギアが入らないということにもなります。また、力いっぱい入れるのも厳禁ですので要注意。

 

こうして見ていくと、一つ一つの操作にバイクをいたわる気持ちがあれば、例えいつも思い切り飛ばしていたとしてもさほど調子を崩さなくなるのです。

 

【国産旧車】他のポイントも合わせてご覧ください

 【国産旧車】トップ
 旧車の扱いには、常にいたわる気持ちを/KAWASAKI Z1(CB750、CBX、etc)
 愛情を持った各操作にズームイン/KAWASAKI Z1(CB750、CBX、etc)
 【基本】旧車でコーナーリングを攻略する
 【基本】ヘアピンコーナーではメリハリの効いた走りを
 【応用】右コーナーの走り方
 【応用】下りのヘアピンではリアブレーキを
 【応用】Uターンは旧車と相性抜群
 -旧車のコツ:その1- 「急」のつく動作は避けるように
 -旧車のコツ:その2- タイトコーナーの進入前は確実なスピードダウンを
 -旧車のコツ:その3- エンジンブレーキを効果的に使う
 -フォームと操作系のコツ:その1- スイングアームの垂れ角に応じたアクセルワークを
 -フォームと操作系のコツ:その2- 関節の動きを妨げない可動域を確保する
 -フォームと操作系のコツ:その3- ハンドリングの細部をチェック
 -フォームと操作系のコツ:その4- ライディングフォームの細部をチェック

 


 

Leave a Reply

* が付いている項目は、必須項目です!

*

Trackback URL